あなたの地域にも外壁塗装専門のライバル業者がいると思います。
ライバル業者の中でホームページを活用し、集客し下請けからの脱却に成功したところはどれくらいいると思いますか?
「そんなところ、ほとんどいないよ」という声も聞こえてきそうですが、上手くいっていないところには、それなりに理由が存在しています。
そこで今回は、塗装屋がホームページを使って集客し下請けから脱却する方法をお伝えします。
1: ホームページ集客のコツとは
「ホームページを使えば集客できる!」ということを耳にされたことがあると思います。
あなたのまわりにも、このような話を知り、数百万円をつぎ込んでホームページを制作したというところもあるでしょう。
しかしその後の結果を見ていると、どうもホームページから集客できている雰囲気がなく、従来と同じように下請けを続けている。
そんな印象を持つ塗装屋も、いらっしゃるのではないかと思います。
では、このようなことがどうして起こるのでしょうか?
また、このような残念な結果にはならず、ホームページから集客することで、下請けから脱却できている塗装屋があるのはどうしてでしょうか?
この違いを生み出す「コツ」について見ていきましょう。
(1)何のために在るのか
(2)シンプルか
(3)すべて同じ方向を向いているか
(4)お客様の立場から見ているか
ホームページを何のために持ったのか、この目的がはっきりしているかどうかが重要です。
何となく良さそうな話を聞いたから、何となく持ったということでは、目的が明確ではありませんから、ホームページの方向性が見えてきません。
「何のためなのか」をしっかり考えるようにしましょう。
人は迷うと何も判断しなくなり、結果的に行動を起こしません。
あなたも同じだと思いますが、例えば優れたツールが目の前にあったとします。
その使い方や使った結果がわからないのなら、ツールを手に取りレジへ持って行き、お金を払うことはないと思います。
これと同じで、ホームページも「パッ」と見たときに「何屋さん」で「どんなことができるのか」が分からないと誰も反応してくれません。
ホームページには複数のページが存在しています。
これらのページの内容が「ちぐはぐ」だったとしたら、ホームページを見た人は混乱してしまいます。
あなたが提供できることは、どんなことなのか。
あなたのところへ頼むと、どんな良いことが起こるのか。
あなたの会社は、どのような想いで仕事をしているのか。
目的が定まっているのなら、向かう方向も全て同じところを指しているはずです。
忘れがちですが、ホームページで公開する情報は「あなた目線」ではなく「お客様目線」で公開することが必要です。
「○○が得意です」とあなた目線で言ったとしても、お客様からすると「だからどうした」ということになってしまいます。
「○○が得意です」ではなく「○○が得意なので、△△を解消することができます」という視点を取り入れてください。
2: なぜホームページ集客は強いのか
この理由をご存じでしょうか?
ホームページから集客した場合、訪問された方は「なんとなく」訪問されているのではありません。
明確な悩みがあり解決したいという欲求を持っているんです。
例えば、
・塗装を考えているので近くの良い業者はいないか
・外壁のクラックから雨漏りしないか心配
・屋根の棟板金が浮いてる気がするから調べたい
・サイディングの柄は何が良いか
・〇〇遮熱塗料の効果を知りたい
・塗替えの時期はいつがいいだろう
・ついでにウッドデッキ塗装できる業者はいないか
など、他にもあるんです。
ホームページはネットの世界に存在しています。
ということは、ネットで「検索」しないとホームページは出てきません。
ネット検索するとき、どんな感情をもっているのかというと、あなたも同じはずです。
「何かを解決したい」から、わざわざ時間と手間をかけて検索しています。
すでに解決したいという欲求を持っている人を相手にするので、塗装専門家であるあなたを選んでもらうのに大きな労力をかける必要はありません。
まだ解決したいという欲求が低い人を相手にするなら、あなたもあれこれ説明してその気になってもらう必要があります。
しかしネット検索する人は「塗装したい」という人なので、最初のハードルは乗り越えています。
興味のない人へチラシを配るより、興味のある人や今すぐ解決したい人に、あなたの専門性とメリットを紹介する方が良いと思いませんか?
このような「良い」状態でお客様を獲得できるのが、ホームページ集客の強みなのです。
3: 集客効果を上げる3つのポイント
それではホームページから集客するとき、効果が上がるポイントを3つご紹介します。
(1)SEO
(2)施工ブログコンテンツ
(3)SNS
ホームページはインターネットで検索され、見つけてもらうことから始まります。
そこで検索されたとき、出来るだけ有利なポジションへあなたのホームページを表示するために「SEO」というテクニックを使います。
SEOは専門的な部分もありますが、お客様がどのようなキーワードで検索しているのかを知ることができれば、あなたも自分で簡単に対策することができます。
また、SEOは費用が必要ありませんから、キャッシュに影響することがほとんどありません。
ただし、SEOには即効性は期待できませんので、長期に安定した集客を実現したい場合に活用することをおすすめします。
ホームページを見つけ、選んでもらうには、お客様へ役立つ情報を提供するようにしましょう。
「困っておられることは、どのようにすれば解決できるのか」
悩みを解決できる情報の提供を考えてください。
SNSを使って「塗装業の専門家である」ことを発信し、あなたのことを知ってもらいましょう。
・Facebook
・Twitter
・YouTube
・Instagram
あなたの見込み客が使うだろうSNSで情報発信すれば、拡散して早く認知してもらえるんです。
4: あなたのホームページをチェックしよう
あなたが今、ホームページをお持ちなら、これからお話するポイントをチェックしてみてください。
チェックした結果、うまく出来ていないのなら、ホームページ集客の専門家へ相談して改善することをおすすめします。
先ほども出てきましたが、ホームページの目的は何でしょうか。
そして、どんな人へ向けて作られているでしょうか。
ホームページを持っているだけでは、集客効果はありません。
「戦略=マーケティング」の上にホームページが在ることが必要なんです。
あなたのホームページの戦略は、どのようになっていますか?
確認してみてください。
ホームページのテキスト(文章で表現されている内容です)は、どのようになっているでしょうか?
あなたの目線で「得意」なことばかり説明していませんか?
自分たちはわかるけれど、お客様にはわからない専門用語を多く使っていませんか?
どんなことができるのか、どんなメリットがあるのか、明確に紹介できているでしょうか?
「外壁塗装なら何でもおまかせください!」
こんなメッセージになっていませんか?
テキストの内容を再度確認しておきましょう。
シンプルで迷わないようになっているでしょうか?
ごちゃごちゃして、どこをクリックすれば知りたいことが見られるのか、一目でわかるようになっているでしょうか?
派手な演出は必要ありません。
迷わずに知りたい情報へ簡単に到達できる「シンプル」なデザインになっていますか?
5: コンテンツマーケティングで集客
最近、家電量販店なども塗装業界に参入してきています。
見積もり金額が高いリフォーム営業会社や、家電量販店がいれば相見積もりはチャンスです!
そんな相見積もりを高めるのは、コンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは、
『良質なコンテンツ(情報)を提供し、見込み客の集客・制約へとつなげる』です。
塗替え見込み客の「悩み」を解決解説しているブログ情報を提供し続ければ、集まってくれて信用して集客につながります。
これからの集客は「売り込まない」が重要です。
塗替え見込み客は「売り込まれる」ことが好きではありません。
ほとんどの塗替え見込み客はスマートフォンを持っているので簡単に情報収集することができます。
私たちがスマホを使うときは「悩みを解決している情報」を探す時です。
1悩みや不安がある
2スマートフォンを取り出す
3悩みや不安の解消方法を探す(検索する)
4表示された結果から選んで参考にする
悩みを解決しているコンテンツさえあれば、売り込まず集まってくれます。
全国の業者から増えている相談で「良質なコンテンツとは?」があります。
塗替え見込み客にとって良質なコンテンツは「悩み解決」です。
・クラック補修方法
・遮熱塗料の効果
・サイディングに最適な施工
・養生ほど業者のレベルが分かる
・タスペーサーのメリットデメリット
など、こんな情報興味がないと思われがちですが専門性が高いコンテンツほど良質となります。
実際にサーモグラフィーのブログを見て、隣町からお問い合わせになった業者がいます。
コンテンツは
・ブログ
・YouTube
どちらでもいいです。
最近はYouTubeも盛り上がっています。
6: まとめ
塗装屋がホームページ集客するためには、紹介したポイントを見直してみて下さい。
また、これからホームページを持ち集客していこうと考えているなら、今回のポイントをしっかり押さえてもらいたいと思います。
ちょっとしたことなのですが、きちんと出来ているかどうかで集客率が変わってきます。
実際にゆいまるWebのパートナーには、集客に成功し下請け脱却し億の売上を出した業者がいます。
他にも毎月コンスタントに、自社物件を増やすことに施工した個人業者だっているんです。