あなたは、外壁塗装業者として成功したいと思っていますか?
ただ外壁塗装業者として成功するためには、多くの要素が必要です。
その中でも特に重要なのは、下請けからの脱却です。
下請けに依存していると、多くの問題や不安が生じるため、自社で仕事を取る力をつけることが成功の鍵となります。
そこで今回は、下請け塗装業者から抜け出し集客成功するためのポイントについてお伝えします。
1.下請けのデメリット
まず、外壁塗装業者が下請けのままの問題点について考えてみましょう。
1.1 安くてキツイ仕事ばかり
下請け業者のままだと、元請けからの要求に従わざるを得ず、安価で労力のかかる仕事が多くなります。
・安くてキツイ仕事
・出張の仕事
・休みが取れない仕事
こういった仕事は、収益性の低下や職人たちのモチベーション低下につながります。
1.2 不満や不安がなくならない
下請け業者は常に不安と不満に悩まされがちです。仕事の量や条件は元請けの都合次第であり、自分たちの意思が反映されにくい環境にあります。
実際に10年間、元請けに値段交渉をしても一切増やしてもらえなかった横浜の業者がいます。
1.3 仕事の安定性がない
元請けからの仕事がいつ切られるか分からないという不安定な状況も、下請けの大きなデメリットです。これにより、将来の見通しが立てにくくなります。
1.4 売上と利益の低さ
下請けでは、安い単価での仕事が多いため、売上や利益が少なくなる傾向があります。これでは、事業の成長が見込めません。
そうなると
・職人の給料が安い。払えない
・工具や設備が古いまま
・その場しのぎの仕事になる
他にも悪循環になることがあります。
1.5 元請けにこき使われる
下請け業者は、元請けの指示に従う立場であるため、しばしば過酷な労働条件で働かされることがあります。これが続くと、心身ともに疲弊してしまいます。
・理不尽が続く
・元請けのトラブル処理させられる
・とにかく安くと叩かれる
1.6 お金もマインドもダメになる
低収益と過酷な労働環境が続くと、業者としての自信やモチベーションも低下してしまいます。これでは、事業の成長や発展は望めません。
2.自社で仕事獲得
このまま安くてキツイ下請け業者を続けていても、どんどんダメになっていきます。
そうなる前に下請けからの脱却するために、自社で直接仕事を取る力をつけることが不可欠です。
これにより、収益性の向上や仕事の安定性が期待できます。
2.1 集客用ホームページの作成
自社の集客力を高めるためには、まずは集客できるホームページを作成することが重要です。
ホームページは、潜在顧客に対して会社の強みや実績をアピールするための強力なツールとなります。
・自社の強みと差別化
・有益な施工ブログ
・お客様の声で評価アップ
こういった情報を提供できれば、塗替え見込み客から集まってくれてお問い合わせにつながります。
2.2 チラシの配布
地元の潜在顧客にアプローチするために、チラシの配布も効果的です。分かりやすいデザインと、具体的なサービス内容を記載したチラシは、地域密着型の営業に大いに役立ちます。
・塗装プラン
・代表の顔
・期間限定
・特典
・HPへの誘導
・自分達で撒く
このポイントを取り入れれば、チラシからの集客がグッと増えます。
実際に自分たちで千枚配って1件成約した八王子の業者がいます。チラシは内容も大切ですが、配り方はもっと大切になってきます。
2.3 SNSの活用
現代のマーケティングにおいて、SNSの活用は欠かせません。
・Facebook
・Instagram
・x(Twitter)
・YouTube
などのプラットフォームを活用することで、幅広い層にリーチすることが可能です。
また、定期的な投稿や広告の出稿により、ブランド認知度を高めることができます。
3.集客の成功とそのメリット
自社での集客が成功すれば、売上や利益が大幅に向上します。これにより、事業の安定性が増し様々なことに投資ができ、さらなる成長が期待できます。
3.1 職人への投資
売上利益が増えれば、優秀な職人を確保し、育成するための投資が可能となります。
・塗装技術の向上
・工期が早くなる
・資格取得のサポート
これにより、サービスの質が向上し、顧客満足度が高まります。
3.2 職場環境への投資
職場環境の改善や、最新の設備やツールの導入も、事業の効率化や職人のモチベーション向上に寄与します。
・職人同士の切磋琢磨でレベルが上がる
・休みがしっかりとれる
・自分や家族の時間が取れる
心身共に充実することにもつながり、安定した事業を続けることができます。
4.一日でも早く仕事を増やす
ここでは、一日でも早く下請けから脱却できるように、集客用ホームページやSNSを使って、自社で仕事を増やすポイントを紹介します。
4.1 市場調査
まずは自社の強みや競合他社の状況を把握するため、市場調査を行います。
・「〇〇市 外壁塗装」で検索上位している業者
・自社にはないサービスや強みはあるか
・チラシや看板など広告は何を使っているか
など調べることで、自社の優位性を活かしたマーケティング戦略を立てることができます。
4.2 ホームページの作成と改善
魅力的なホームページを作成し、定期的に有益なコンテンツを更新します。
・失敗しない塗装業者の選び方
・外壁にヒビや色あせがあったら早めの施工が得する
・補助金をつかって塗装するポイント
・付帯部はフッ素塗料がおすすめな理由
など、客にとって気づきや教育になる内容が大切です。
他にもお客様の声や施工事例を掲載することで、信頼性を高めることができます。
4.3 地域密着型の営業活動
地元のイベントに参加したり、商店街との連携を図ることで、地域住民との信頼関係を築きます。
・地域の塗装ボランティア
・お祭りで塗装体験
・社会活動に参加
これにより、地域の認知度があがり「塗装といえばあの会社」になり、口コミによる集客効果が期待できます。
4.4 SNSマーケティング
SNSを活用して、フォロワーとのエンゲージメントを高めます。最新の施工事例や今だけキャンペーン情報を定期的に投稿し、フォロワーを増やしていきます。
4.5 顧客フォローアップ
既存のお客様に対して、定期的なフォローアップを行います。満足度の高いお客様は、新たな顧客を紹介してくれる可能性が高いです。
まとめ
外壁塗装業者が成功するためには、下請けから脱却し、自社で仕事を取る力をつけることが重要です。
これにより、収益性の向上や事業の安定化が図られ、さらには自分や家族のための時間を確保することができます。
成功への道のりは決して容易ではありませんが、着実に取り組むことで必ず道は開けますので、チャレンジしてみてください。
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