知人から「塗装HPで違いを出すのは大変じゃないですか?」と質問されました。
塗装業者の施工技術、知識は皆さん高く、違いを出すのは難しいです。
でも違いを絞り出しつつ、あえてHPの違いだけで勝負しないようにしてます。
他社との「違い」はお客さんを見ていない
他の業者との違いを出してアピールするのは大事です。
・施工技術が高い
・塗料の知識が豊富
・安心のサポート
「何ができるのか?」を明確にすることは違いを出せます。
しかし星の数ほど塗装HPはあるので、他の業者とかぶってしまうことはあります。
そうなると他社と違いを意識するあまり、「あれも、これも、それもできる!」をトップページ全体にこれでもかと「全部のせ」してしまうのは良くありません。
ゴチャゴチャして、結局何が言いたいのが分からなくなります。
僕の場合、ゴチャゴチャしたトップページは目がチカチカして見ません(笑)
多くのことができるのは素晴らしいですが、初めの段階で全部のせしてしまうのはお客さんが迷ってしまいます。
この「迷わす」ことは、お客さんに検討させお問い合わせにつながりにくくする原因のひとつになります。
強みは同じでも、いいじゃないか!
違いを出すのは限界があります。
その違いを、お客さんが求めているとは限りません。
・金額が超安い
・工期が極端に短い
・保証が20年
金額が安ければ嬉しいですが、超安いと怪しくなり不安になります。
短い工期だと、ちゃんと施工しているか心配になるでしょう。
どんな高性能な塗料でも20年は持ちません。無理していると怪しくなります。
極端に違いを出そうとしても、逆効果です。
それだったら他社と同じでも、お客さんが知りたいこと、何に悩んでいるのかを考え、それに対して何ができるかをシンプルに載せるんです。
・何が得意でどんな問題解決ができる
・問い合わせすることでのお客さんへのメリット
・充実したアフター
他にもありますが、最初は3つに絞りだし分かりやすく載せることが大事です。
それから徐々に、お客さんが知りたいことと、あなたの強み増やし載せていくべきです
最後はあなた自身で違いをつくる
他社との違いを出すのが難しいなら、あなた自身で違いを出すしかありません。
経験豊富、施工技術に自信があって、見積もり金額が安くても、あなたの感じが悪ければ決めてもらえません。
どんなサービスも結局は「人」で選ばれることが多いです。
「あなた」で違いを出すんです。
電話対応、話し方、資格、見積もり書の丁寧さ分かりやすさなど、あなた自身で違いを出すべきです。
あなた自身の違いが気に入ってもらえれば、相見積もりで金額が高くても決めてもらえます。
そうなるためには、お客さんのために何ができるかを、とことん考えることが大事です。
とことん考え、余すところなく出せたことが、あなたの「違い=強み」になります。
この強みが、勝負できるあなたの武器になるんです。
自分の強みを絞り出してみませんか?
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