あなたは、
「最近、電話が鳴らない」
「現場がスカスカで不安になる」
「以前より明らかに仕事の数が減っている」
などで悩んでいませんか?
ほぼ毎日全国からこうした悩みを抱える業者からの相談があり、ここ数年で急増しています。
長年やってきたにもかかわらず、急に仕事が減ってしまうと焦りや不安がつのるのも無理はありませんね。
ですが、原因を正しく把握し、的確に対処することで、現状を打破する道は必ずあります。
今回、外壁塗装の仕事が減ってしまう主な原因と、それに対する具体的な対策を徹底的に解説します。
目次
1. 「仕事がない」外壁塗装業者が直面するリアルな悩み
以前は、
・紹介や元請けからコンスタントに仕事があった
・チラシを配れば数件の反応があった
・飛び込み営業でも何とか仕事が取れた
があったと思います。
しかし、今は違います。
「折り込みチラシに反応がない」
「紹介も回らなくなった」
「ホームページからの問い合わせがゼロ」
といった、集客の悩みがどの地域でも聞かれるようになりました。
特に個人事業主や小規模な塗装会社は、こうした影響をダイレクトに受けやすく、経営への不安がつのっているのが現状です。
では、なぜここまで仕事が減ってしまったのでしょうか?
2. 【原因①】競争の激化と価格崩壊
まず最も大きな要因のひとつが、同業者の増加と価格競争の激化です。
外壁塗装業界は、比較的低コストで参入できるため、近年では元職人や異業種からの参入も増えました。
さらに、ネットで手軽にチラシが作れるようになり、誰でも広告を打てる時代です。
その結果、チラシやポータルサイト上では
「〇〇万円ポッキリ!」
「足場無料キャンペーン中!」
といった価格重視の訴求が溢れ、“安ければ正義”のような雰囲気が蔓延しています。
まじめに高品質な仕事をしてきた職人が、値段で選ばれてしまう現実。
価格競争に巻き込まれ、「この価格じゃやっていけない」と嘆く業者も少なくありません。
3. 【原因②】下請け依存の限界
次に挙げられるのが、下請けに依存している働き方の限界です。
特定の工務店やリフォーム会社から仕事をもらってきた場合、その元請けの景気や受注状況に大きく左右されます。
今は
・住宅着工数の減少
・リフォーム控え
・インフレによる顧客の出費削減
など、業界全体で「受注数が減っている」という声が多くあります。
さらに、下請けの立場では「価格は元請けが決める」「納期も元請け次第」という状況が当たり前。
単価が安く、スケジュールもコントロールできず、疲弊してしまう方も多いのが実情です。
一番のリスクは「急に仕事が途切れる」こと。元請けとの関係が切れたら、一気に売上ゼロになる恐れすらあります。
4. 【原因③】集客手段が時代遅れになっている
「うちは昔から紹介でやってきたから」
「チラシを毎月配っている」
「ホームページはあるけど、更新してない」
こうした言葉をよく聞きますが、現代の顧客の情報収集行動とはズレがあることに気づかなければなりません。
今や、消費者のほとんどがスマホで検索し、SNSや口コミ、YouTubeで情報収集をしています。
つまり、
「ちゃんと見られる」
「信頼される」
「共感される」
などの情報発信ができていないと、選ばれることすらないのです。
せっかくいい仕事をしていても、存在を知られていなければ、集客にはつながりません。
これが「良い仕事をしているのに仕事がない」塗装業者が増えている理由のひとつです。
5. 【対処法①】地域での“顔出し”と信頼構築
まずやるべきは、「地域で顔の見える存在になる」ことです。
近年は、“誰がやってくれるのか”が最も重視される時代です。
会社名よりも、施工者の顔や人柄を重視するお客様が増えています。
・現場の写真をブログやSNSにアップする
・「○○市の塗装職人△△です!」と名乗る
・お客様とのやり取りや感謝の声を投稿する
こうした情報発信を続けることで、地域に「信頼される職人」として根付いていくことができます。
「この人なら安心して頼める」と思ってもらえれば、価格よりも人柄で選ばれるようになります。
6. 【対処法②】ホームページとGoogleマップの活用
次に重要なのが、ネット上の看板=ホームページとGoogleマップの整備です。
「うちにもホームページはあるけど、何年も放置している」そんな状態では、集客は難しいのが現実です。
今の時代、お客様は次のような視点で業者を比較しています。
・最新の実績や施工事例はあるか
・お客様の声は載っているか
・スマホで見やすいか
・施工の流れがわかりやすいか
・Googleで検索したときに表示されるか(MEO対策)
特にGoogleマップ上の口コミの数と評価は、集客に大きく影響します。
施工後のお客様に「よかったら口コミお願いします」と一声かけるだけでも変わります。
地元の中で「評判のいい業者」として存在感を出していくことが大切です。
7. 【対処法③】“自分で取る力”を身につける
これからの時代、依存型ではなく「自分で仕事を取る力」が必要です。
自分で仕事を取るといっても、飛び込み営業やテレアポのような“しんどい営業”ではありません。
・LINE公式アカウントで相談受付
・ブログで事例を発信し、地域の検索にヒットさせる
・インスタやYouTubeでビフォーアフターを発信
・チラシ+ホームページをセットで活用
このように「信頼される情報」をネット上に置き続けることで、“問い合わせが来る仕組み”を作ることができます。
これは一度整えると、何もしなくても問い合わせが入るようになる可能性があり、下請けと違って単価も自分で決められます。
8.「待つ営業」から「動く営業」へシフトしよう
外壁塗装の仕事が減っている原因は、決してあなた一人だけの問題ではありません。
業界全体が大きな転換点に差し掛かっており、「従来のやり方だけでは通用しなくなっている」だけなのです。
でも逆に言えば、やり方を少し変えるだけで、流れは大きく変わります。
・地域での信頼を築く発信
・ホームページとGoogleの活用
・自分で仕事を取る力の習得
これらを実行すれば、価格競争に巻き込まれず、「あなただから頼みたい」と言ってもらえる仕事が増えていきます。
「仕事がない」と悩んでいる今こそ、変化を起こすチャンスです。
待っているだけでは、これからの時代は生き残れません。
あなた自身が“選ばれる存在”になるために、動き出してみませんか?
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