最近ホームページの検索順位やアクセス数で悩んで相談する塗装業者が増えています。
その時にSEO業者の有料の外部リンク(被リンク)をやった方がいました。
有料外部リンクをやったせいで検索順位がど〜んと下がって、上がれなくなってしまったんです。
SEO業者やコンサルタントの多くは、有料の外部リンク(被リンク)によるSEO対策を進めますが、実はこの外部リンクはやってはいけません。
有料の外部リンクをやると、大変なことになります。
今回のブログでは、なぜ外部リンクのSEO対策が問題なのかを解説し、ホームページの訪問者を健全に増やす方法をお伝えします。
外部リンクで検索上位表示されるか
有料外部リンクとは
・関連性のない業種サイトからの外部リンク
・質の低いサイトからの外部リンク
・大手ディレクトリ型検索サービスへの登録
他にもありますが、このような方法を「ブラックハットSEO」とも呼びます。
SEO業者やコンサルタントが行うSEO対策は、外部リンクを増やす方法がほとんどです。
しかし、Googleが検索表示する順位を決めるアルゴリズムは、被リンク数といった簡単な要素だけではありません。
200以上の基準からサイトを評価して、表示順位を決めていると言われています。ただ評価基準はオープンにはされていません。
実際に被リンクを増やす施策で、上位に表示されたという確かな実績もないのが実情です。
また意図的に操作して被リンクを作るのは、Googleのガイドラインではルール違反とされています。
ルール違反とされると、Googleからペナルティを科されかねません。
それにも関わらず、外部リンクを増やすSEO対策で、上位表示を確保できるという神話とも言える考えが広まってしまっているのです。
もちろん、検索上位表示されなくても、外部リンクを増やせば、ホームページに訪れる機会が増え、集客できるという反論もあるでしょう。
しかし、実際には外部リンクを強制的・意図的に増やしても、有効な集客は期待できません。
この理由等について次項で詳しく説明します。
外部リンクからの集客は期待できません
外部リンクを増やす対策を講じても、ホームページへの集客も期待できない点を4つの事例で説明します。
塗装業ホームページへのリンクが、仮に全く関連性のない食料品や電気製品のサイトに貼られていたとして、本当にそこからリンクを使って訪問してくれる人が期待できるでしょうか。
確率的に皆無でなくても、ほとんど期待できず、無意味だと言う事は容易に理解できるでしょう。
リンクは相互関連性が強いサイトに貼られてこそ意味があり、しかも人工的・強制的なものではなく、自然な形でなければ意味がありません。
SEO業者から外部リンクによるSEO対策を講じると話が出た場合には、意味のない対策に費用を払うことになります。
外部リンクを増やせば、Googleから評価されて上位表示されるとは誤った考え方です。
大量の外部リンクを確保しようとすると、全く中身も内容もないようなサイトにリンクを貼る結果となります。
中身のないサイトにいくらリンクを増やしても、上位表示を確保できる訳ではありません。
そもそもそんな中身のないサイトを訪れる人は少なく、そこからリンクによって集客できる事など、全くあり得ない事は明らかです。
意味のない外部リンクに費用を掛けるぐらいなら、自社ホームページ集客につながる良いコンテンツを構築するのに費用を掛けた方が遥かに有効です。
それがSEO対策としても結局効果が得られる事になります。
自動ツールで作成したコンテンツサイトやリンク売買は、Googleが規定しているルールに反します。
Googleは具体的に以下のルールをガイドラインとして定めており、これに違反する手法は使わない様にすべきです。
①コンテンツの自動生成
②リンクプログラムへの参加
③オリジナルのコンテンツがほとんど又は全く存在しないページの作成
④クローキング
⑤隠しテキストや隠しリンク
⑥不正なリダイレクト
⑦誘導ページ
⑥コンテンツの無断複製
⑨十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
⑩ページのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
⑪リッチ・スニペット・マークアップの悪用
⑫フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストール等の悪意
のある動作を伴うページの作成
⑬Googleへの自動化されたクエリの送信
健全な検索サイトの機能を維持運営するために、Googleではこうした多岐に渡る禁止事項を明確にしています。
このルールに違反すると、Googleからペナルティを受けてしまいます。
SEO業者にルール違反に当たる外部リンクSEOを依頼する事は避けるべきです。
すでに違反する外部リンクを購入してしまった場合には、意図的に付けられたリンクを否認する必要があります。
現在も意図的に形成した外部リンクが有効だと言う神話めいた考え方が残っているのは、数年前までは大手ディレクトリ型検索サービスの外部リンクを増やせば、実際に有効性が多少はあったからかも知れません。
もちろん、この際の外部リンク先は信頼性のあるサイトで、Googleのルールに完全に違反しているとは言えないサイトでもありました。
しかしGoogleの検索エンジンのアルゴリズムが急速に発展した事で、こうした外部リンクさえも意味がなくなり、2018年以降にはこの種のサービスも終了しています。
意図的に外部リンクを増やす方法には違いなく、本当にSEO対策として有効であったのかは疑問です。
有効な外部リンクを増やす方法とは
以上、意図的に外部リンクを増やしても、意味がない事を説明して来ました。
それでは、どうすれば有効な外部リンクを増やす事ができ、自社サイトへの集客を増やす事が出来るのでしょうか。
それを考えるに当たり、まず外部リンクの持つ本来の意味を考えましょう。
自社のホームページが、どこかのサイトに外部リンクとして自主的に貼ってもらえるのは、自社のホームページを見て、その良さを多くの人に共有してもらう価値があると判断し、その企業を応援しようと言う意思を持ってくれたからです。
またブログで紹介してもらえるのも、SNSで情報発信してもらえるのも、さらに大手メディアに取り上げてもらえる場合も、自社のホームページが価値あるサイトだと認めてもらえて初めて実現します。
こうして自主的にリンクを貼ってもらえてこそ、意味のある外部リンクとなるのです。
そのために、時間が掛かってもコンテンツの質と量を高め、ユーザーに評価してもらえるように努力し続ける事が大切です。
それによって、初めてGoogleから評価され、上位表示を獲得できます。
塗装業なら単に自社のPR的だけでなく、塗装に関連したユーザーに役立つ情報を色々と発信し、ブログで施行事例を紹介する事です。
ユーザーが困っていることや、疑問に思っていることの解決解説策するのが重要です。
無駄な意図的な外部リンクの為に費用を掛けるのではなく、その費用と労力をコンテンツの質の向上に使いましょう。
SEO業者等に頼るのではなく、ユーザーや関連業者が進んで被リンクを貼ってくれるようなホームページを目指しましょう。
実際にゆいまるWebのパートナーには、SEO業者に一切頼らず、コンテンツだけで検索上位表示、集客につながっている業者が多くいます。