お盆も過ぎて、案件が増えてきた塗装業者は多いでしょう。
これから忙しくなってきます。
でも忙しいのに、儲かっていない塗装業者がいるんです。
儲からない原因がある
あなたは毎日忙しいのに、まったく儲かっていないのは原因があります。
・材料費が高くなっている
・人手不足による人件費が高くなっている
・元請けからの紹介現場しかない
年々材料費は上がっています。
高性能塗料の需要は多く、塗料の性能が上がれば費用はもちろん上がるわけです。
他にも人数が少ない業者なら、足場を外注することがあるでしょう。
材料費が安くなることはないです。
人手不足はこの先も改善されることはないでしょう。
しかも若年層人口(15歳~34歳)の激減は避けられず、若い職人確保のために日給を上げなければいけません。
売り手市場はますます加速し、職人の転職は頻繁に起きます。
それが人件費高騰にどんどんつながっていくんです。
元請けの紹介現場は、予算、工期などが決まっているので、この範囲で動かなければなりません。
これは一現場に対して粗利を多く出すのは厳しくなります。
売上を増やして粗利を上げるために、紹介現場を多くしても、その分トラブルなど問題も多くなります。
利益が出ない現場が多くなれば、何のために働いているのか迷いだし、疲れ果てやる気もなくなっていきます。
先に人件費カットはやってはいけない
元請けの紹介だけで、粗利を多く出す方法はあります。
それは、
職人を減らし、日給を安くして、工期を守らせる
しかしこうなっては職人の負担が多くなり、施工の質の低下(3回塗りを2回塗りにしたり)、離職につながります。
粗利を多く出すために、まず先に人件費カットはやってはいけません。
まず人件費に手を付ける前に、他に無駄なことがないか見直すことが先です。
粗利を多く出すには、自社案件しかない
粗利を多く出すためには、自社案件を増やすしかありません。
自社で直接請けることで、粗利は多くなります。
少しずつでも自社案件を増やし粗利を増やしていけば、材料費、人件費をカバーできます。
カバーしてもしっかり粗利は残っていくんです。
粗利が溜まっていけば、色んなことに投資ができます。
腕と人が良い職人の確保、社会保険の充実、事務所を構え倉庫拡大など投資できる選択しが増えるんです。
粗利が増え投資をどんどん行えば、会社もどんどん成長していきます。
会社が成長すれば、人が集まり仕事も増えます。
自社案件を増やすことは、未来のあなたを助けることになるんです!